UAEデザートチャレンジ2004
参戦計画

OH+ 堀田 修

クロスカントリーラリーライダー堀田修は、2004年10月に開催されるFIMクロスカントリーラリー世界選手権第5戦「UAEデザートチャレンジ2004」(二輪部門)に、「TEAM JPN」より参戦します。
ライダー堀田は2004年1月、例年にない厳しいレースとなったパリダカールラリー二輪部門にて日本人唯一完走を果たしました。その後も、このUAEデザートチャレンジ2004に焦点を合わせ、トレーニングを積んでおります。パリダカ完走率100%を誇るライダー堀田でも、このUAEデザートチャレンジは過去3回出場中完走1回のみと苦戦をしているレースです。比較的短期間のレースにもかかわらず非常に難易度が高いレースであり、気を引き締めこのレースに望みます。
UAEデザートチャレンジは、アラブ首長国連邦(UAE)にて5日間の日程で開催されます。非常に多くの砂丘を走るこのレースは、巨大な砂丘がつらなる砂丘群の走行が多いレースで、非常に難易度が高く、アマチュアには無事ゴールすることさえ難しいと言われています。今大会ではレース日程が1日プラスされ、より過酷なレース展開が予想されます。今年もアラビア半島の果てしない灼熱の砂漠を舞台に熱く過酷な戦いが繰広げられます。

「自分のレースをする」
これがライダー堀田の目標です。これは、レースでは最も重要なことでもあります。日々のトレーニングで積み重ねた自分の能力を最大限に発揮し、レースを走り遂げること、これが目標です。
レースというフィールドでライダーは、挫折、欲望、あせり、優越、屈辱、など様々なプレッシャーにさらされます。とくに広大な大地をひたすら孤独に走り続けるラリーでは、精神面での強さが重要です。限界に直面することもあります。どのような状況にあっても、自分自身を見失わずに最後まで自分ペースでレースを続けるライダーを目指します。その結果として、順位という成績が残るものであると確信しております。


参戦体制
「TEAM JPN」 (クロスカントリーラリーチーム) より参戦
ライダー5名・メカニック2〜3名・レースサポート3〜4名
*TEAM JPN 概要 メンバー


参戦車両
KTM 660 RALLY Factory Replica model 2004
ラリーの為に開発されたクロスカントリーラリー専用マシンで完成度が高い。FactryReplicaと呼ばれ、ワークスチームなどのトップクラスのライダーが乗るマシンとほぼ同じスペックを有する。
Webサイト
http://www.hotta.jp
レース模様やUAEの砂丘の魅力など現地からのリアルな情報を、インターネットを通してお伝えします。レース模様をリアルに伝えるライブレポートやコース上での写真・キャンプ地での写真、また車載カメラによる砂丘走行中の動画撮影などを計画しております。
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