プレスカンファレンス in Tokyo
2004年7月13日、今年よりパリダカ総責任者として新しく就任したA.S.Oのエチエンヌ・ラヴィーニュと広報担当マリー・クリスティーヌ・ラミが来日し、品川にて「テレフォニカ・ダカール2005」の発表が行われました。当日は報道関係者をはじめ選手やパリダカファンなど、約100名もの参加者が集まりました。

2005年大会の概要
コースは昨年同様クラッシクルートとなる。
スタート地はスペインのバルセロナ。アフリカに渡りモロッコ・モーリタニア・マリ・セネガルでレースが繰広げられた後、ラックローズでゴールを迎える。レースはしかるべく厳しいものとなり、ナビゲーションや砂丘超えは盛り沢山となるだろう。
世界でたった1つしかないレース、母なる大地アフリカを舞台とするダカールラリー。今年も再び、モロッコ・モーリタニア・マリ・セネガルの贅沢な景色の中を走り抜けラックローズでゴールとなる。レースは過酷なものとなり、新レギュレーションを元にレースプログラムは盛りだくさんとなるはずである。それはダカールラリーは、砂漠の中を走るただのスピード競争ではないからである。
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2005年大会の主な変更点
- スペインのバルセロナをスタートし、モロッコ・モーリタニア・マリ・セネガルとレースを繰広げる。
- コースは昨年大会と同じ難易度を持つが、日々のステージの距離は若干短くなる。
- 昨年大会で非常に長距離となったアシスタントカーのコースは、昨年より45%短縮される。
- セキュリティ上のポイントとして、全ての集落で50km/hのスピード制限が設定される。違反した場合はペナルティ
- 二輪部門にて、450cc以上の2気筒以上のエンジンを搭載した車両を禁止する。
- 450ccクラスを優遇する措置を設ける。450cc以下の車両のレース中のエンジン交換を認める。
- 昨年より検討されてきた、二輪部門で450ccを越える車両に対するリストリクターによるパワー制限の実施の件は、白紙撤回となった。
- 二輪部門にクワッドが独立したカテゴリーとして新設される。
- レース中の選手と主催者とのコミュニケーションを向上させるため、各国の言語が通じるスタッフを配置する。