レースは、すでに始まっている! パリダカ 2004

2004年1月1日のスタートに向け、本格的に機動開始です!
パリダカは、スタートするまでが勝負どころ。スタートまでの期間に、どれだけ、万全な体制を整え、体力をつけ、練習を積みテクニックを磨きあげる事ができるかで結果は決まり、スタートしてからは積み重ねた能力をいかに効率的に発揮し、運をつかむかことができるか!
これから、スタートまでの準備期間がとても重要です。

フランスより主催者ASOのル・ダカール総責任者のユーベール・オリオールとアンヌ・マリーが来日し、Telefonica-Dakar2004(次回パリダカ)発表会が開催されました。約150人ものプレス関係者やパリダカ出場者が集まりました。その中には、4輪部門2年連続優勝の増岡選手やパリダカ史上最多出場回数をもちカミオンで優勝を遂げているチームjスガワラ、エスクードで出場を続けているチーム尾上、2輪トップクラスライダーの池町選手や三橋選手などなど、豪華な顔ぶれが見られました。

発表会では総責任者オリオールより次回大会の説明が行われ、日程やルート、レギュレーション、参加手続きなどについでの説明が行われました。2004年大会は、前年のルートとは異なり、パリダカ本来のルート戻る。いくつもの候補地から選考の結果、オーベルニュのグランド・ホールがスタートとなった。パリダカがオーベルニュ地方(パリの南東部、クレルモンフェラン)をスタートするのは初めて。市内のグランド・ホールを中心に、3日間のイベントが開催される。レースは元旦にオーベルニュをプロローグが行われ、フランスとスペインでSS(スペシャルステージ)が1回づつあり、3日に船でジベルタブル海峡を渡りモロッコへと入る。アフリカ大陸ではモロッコ・モーリタニア・マリ・ブルキナファソ・セネガルを舞台にレースが繰り広げられる。休息日は12日ブルキナファソのボボデュラッソ。サポートを受けることが出来ないマラソンステージが2回行われる。今大会より衛星携帯電話の携帯が義務付けられ、非常時の連絡手段としての利用が認められる など。
詳しくはこちらで(パリダカ日本事務局)

質疑応答では、パリダカ出場者の窓口責任者となるアンヌ・マリーを中心に、和やかな雰囲気の中、パリダカ参加予定者から様々な質問が出ました。携帯が義務付けられる衛星携帯電話に付いてや、GPSの装着やレンタル、キャメルグラスは?・・・・・

日本から出場を表明しているライダーは、現時点で5名。みんなバイクの手配など、動き始めているようです。その中でも、服部さん(右中写真中央の赤Tシャツ)は、私が見学に行った前回2003年パリダカでサポートとして同行、現時点でエントリーを済ませている唯一のライダーです。
私も、ユーロが安くなった時を見計らって参加費を振り込み、エントリーする予定です。

また、オリオールからメッセージを受け取りました(右下写真)。
詳しくは、文末にて。


Written by Osamu HOTTA (Rider)



* ユベール・オーリオル Hubert Auriol
世界一過酷なパリ=ダカール・ラリーで初めて二輪と四輪両部門を制し、現在、同ラリーの主催者を務めるフランス人




Photo by Fernand SAWAGUTI (Supporter/Photographer)
堀田:『Mr.オリオール。一緒に写真を撮らせてもらっていいですか?』
堀田は、はにかみながら世界のオリオールにお願いした。

オリオール:『勿論さ! 君は・・・、確か・・そう、そう、Mr.OSAMU HOTTAじゃないか!元気そうだな』
堀田は、サポートしてもらっている森永製菓のウイダーインゼリーを手にしながらの撮影をお願いしたのだ。

オリオール:『これは何だい?これと一緒に採るのかい?』
と怪訝そうな顔をしていたが、掘田が事情を説明したところ、快く了解してくれた。その後、アンヌマリーも撮影に協力してくれたのだ。オリオールは堀田の目を見つめて熱く語ってくれた。

オリオール:『お前は、まだ俺ほど有名ではないが、もっともっと、企業にアピールすべきだよ。俺を利用してもかまわないぜ。多のスポンサーに支持をもらうことは大切なことさ』
この二人だけの会話の中に、共に砂漠を走る仲間としての友情に近いものを感じたのは、傍にいた私だけだろうか。

手渡したウイダーインゼリーを飲んだオリオールは、『結構いけるわね』と、たいそうご満悦である。商品を片手にオリオールが親指をたてながらのショットは、ヨーロッパでは考えられないでは?このホームページへの掲載の許可はいただきましたが、それ以外ののご使用はご勘弁。

オリオール:『じゃ、また砂漠で逢おう!』
という言葉を最後にオリオールと分かれたのである。かっこよすぎる言葉だが、本当のライダーだからこそ言える言葉なのだ。


Written by Shigeru SOMEMIYA (Supporter/Writer)
パリダカ参加予定ライダーと
2004年大会パンフレット にオリオールのサインをもらいました。
2002年・2003年と4輪部門で2年連続の総合優勝を遂げた 増岡選手。
主催者オリオールより、推薦状をもらいました。
詳しくは 下記で・・・。
 
   I recommend you OSAMU HOTTA
who finished 3rd in his class and 31 over all for his first Dakar.
Good luck for next year.
Hubert Auriol
訳:
堀田修氏を推薦します、
彼は初めてのダカールをクラス3位/総合31位で完走しました。
次回パリダカ、健闘を!
ユーベール・オリオール
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